シロアリ被害リスクは築年数にあまり関係ないので、新築でもシロアリ予防措置が講じられています。

シロアリ駆除業者をイメージした画像

シロアリなどの害虫発生に築年数は関係ない?

新築や築浅物件でもシロアリなどの害虫が発生するケースはあります。
新しい家なら安心だと油断している人もいますが、適切な予防措置を講じなければ古い家とリスクに大きさ差はありません。

 

新築はシロアリ対策している?

新築のイメージ画像

大手ハウスメーカーや建売など、多くの新築では施工時に消毒などのシロアリ予防措置が講じられています。
しかし、法律によって義務化されたものではないので、ローコスト住宅や工務店を利用した注文住宅になると、シロアリ予防がオプションになっているケースがあります。
新築でも施工時に予防効果のある消毒などを講じていなければ、完成後数ヶ月でシロアリが棲みついて大きな被害を与えることも。

 

シロアリ対策された新築でも一般的に持続期間は5年です。
新築には10年保証が付いていますが、適切なシロアリ対策をしていない場合は保証対象外になります。
新築購入および建築時はシロアリ対策の施工有無を確認するとともに、5年後の点検および再消毒をしっかり利用するようにしましょう。

 

シロアリ被害は消毒した施工会社の保証を除いて、火災保険などその他の保険は適用されません。
新しくて建物評価額が高い家ほど、シロアリ被害を受けた際の損失が大きくなるので、安心して長く住むためにもシロアリ予防効果のある状態を維持しましょう。

 

構造的に新しい家と古い家で違いはないの?

床下工事の様子

シロアリ被害がもっとも多い箇所は床下です。
シロアリは湿気を好むので高温多湿になりやすい環境はシロアリが発生しやすいです。

 

1995年の阪神大震災以前に建てられた古い木造住宅は、現在は主流になったベタ基礎を採用していないことがあるので、土壌からシロアリが侵入するリスクがあります。
ベタ基礎の家は土壌からシロアリが侵入することはなくても、僅かな隙間からシロアリが入ってくるのでノーリスクではありません。

 

ハウスメーカーや時代の流行によって、基礎の設備が変わってきていて、床下の換気に配慮した家は比較的リスクが低いです。
逆に新しい家で基礎断熱工法を使っている場合や、1階に床暖房を設置している家は床下が高温多湿になりやすいので、シロアリが棲みつきやすい環境です。
つまり家の構造でシロアリ発生リスクが変わってきますが、古い家よりも新しい家の方がリスクが低いとは言い切れません。
なかには築20年前後の家よりも新築の方がシロアリリスクが高い構造になっているケースもあります。

 

消毒やベイト剤による予防措置を講じれば安心?

 

業者を利用した予防措置を講じた場合、ノーリスクではないですがシロアリが発生する確率は非常に低くなります。
シロアリ業者を使った場合は、5年の保証期間内は1年に1回のペースで無料点検が付いてくるので、万一発生しても早期発見および無償対応を期待できます。

 

ただし、床下が狭くて奥まで入り込めない場合は業者に依頼した駆除や消毒をしても、保証を付けてもらえない場合があります。
シロアリ発生リスクに築年数はあまり関係ないですが、床下のメンテナンスのしやすさは新しい家の方が有利で、高確率で保証を付けてもらえるメリットがあります。